宗教法人土地の賃貸に関するトラブル

 宗教法人の中には、昔から地域に根差し、広大な土地を有し、それら土地を近隣住民に賃貸している例が多いと聞きます。

 しかし、これらの賃貸借契約の多くは、古くに結ばれたため、賃料が相場より著しく安かったり、賃貸借の範囲・条件が不明確だったりします。

 当事務所では、これらの問題は、次代の住職に引き継ぐ前に、できる限り早期整理をすべきと考えています。なぜなら、これをすることで、宗教法人の財政基盤を安定させ、また、不要なトラブルを防止し、宗教活動に専念できる環境を作ることが可能と考えているからです。